前職で長年イタリア車を扱ってきました。
独特なフォルム、カタログの数値では表せない独特の感覚。
イタリア人の謎の情熱とよく言ったものです。
車の個性や感覚というのは、数値化できなものが多くを占めます。
特にラテン車(フランス車も)ですが、感性で乗るクルマという部分が多いのではないでしょうか。
そんな「謎の情熱」の一端を感じてみました。
さてさて・・・
写真は私の机上にある「シトロエン メアリ」です。
かわいいメアリちゃんがどんな車なのかは、まだ知識が追いつきませんが・・・
シトロエンに来てからとても好きになった車です。
まさに、感性で気に入っているメアリちゃんなのです。
どんなクルマなのか、調べてみました。
※今更かよっというツッコミはご勘弁を。笑
世界で初めてABS樹脂製のボディパネルを架装した大量生産車として知られる。1968年から1988年までの総生産台数は 144572台と記載されている。
とありました。
何とこのメアリちゃん、かわいい名前と軍用車のような風貌のみならず・・・
ABS樹脂・・・プラスチックでできたクルマ!
ギャップにギャップを重ねてくるシトロエン・・・
まさに独創性と英知を兼ね備えたブランドならではのクルマなのだと感じました。
ちなみに・・・ぶつけたときはサンドペーパーで補修ができるとか・・・笑
また一段と愛らしく感じた私。
100年の歴史は常識にとらわれない、心底クルマを愛し楽しむ一途なブランドであることを示しているようです。
より一層興味が湧きました!
新人の勉強にお付き合いいただきありがとうございます。
私も皆様にシトロエンの伝道師として、お役に立てるよう研鑽を重ねて参ります。